2011年8月29日月曜日

Themes


Chests And Heads Full Of Smoke

Aug 28, 2011

Words by Sean Moeller
Illustration by Johnnie Cluney
Recording engineered by Mike Gentry
Translated by Teshi


Download







良い恋愛と悪い恋愛、醜い喧嘩で別れる場合と結婚に辿り着く場合(幸せでもそうでなくても)、両方に懐疑的な点がある。もやもやした所に全ての決断が並べられていて、どちらか選ばなければならない。こういう瞬間に君は思いっきり考える事になる。様々な選択が散らばり、それぞれの重みが量られる。そこで決断に踏み切ったり、あやふやして、尻尾を巻いてどこか違うところに行こうとなるべく早く走り去ろうとする。そうする事で誰が傷つこうが、自分がどれだけ辛かろうが関係ない。自分が一番だと思う決断が一番の選択だからだ。常にそれが君を動かす力になる。Themesの新作"The Phantom"のカバーには燃えさかる家が描かれていて、前庭にはドットで描かれた放牧のバッファローがいる。Jacy McIntoshとKelsey Crawfordの二人が奏でる音楽はまるで毒気づいた空気の中で生まれたようだ。そこに住む人々によって腐った空気は肺の中まで吸収されている。まるで朝起きて煙と炎に囲まれた家の中にいるみたいだ。でもパニックはしてない。こういうことも想定内だし、前にもあったから。今考えると、寝るときも煙に囲まれてたじゃないか。先週も、先月も去年もずっとこの部屋は煙に包まれていた。歯を磨た後とか、子供を寝かせた時に、こいつに「おやすみ」って毎晩言い続けていたじゃないか。これがずっと普通だった。でも毒の空気や煙は体に悪い。いつか彼らを殺してしまうだろう。McIntoshとCrawfordが描くのは、何か解決しなければ行けない地点までやっと辿り着いた時の感情だ。頬を赤くした鞭打ちや体罰は正気の無いトーンに差し替えられる。そこではこの罰がいつまでも続かない事を皆分かっている。孤独の道を降りて、心の中でそれを修正する必要がある。そこには乾いた唇と備えつきの消灯のように喉で引っかかってバクバクと点滅する心臓がある。僕らは今自分達のオペラの中にいる。誰もしゃべっていない。ただ問題をどう解決しようか考えて、次の動きを待っている。たとえどんな未来になろうとも。
Themes Official Site


試聴・ダウンロード


セットリスト
  1. Welcome to Daytrotter
  2. The Ballad Of Salt And Sand(The Phantom収録)
  3. Valdez(The Phantom収録)
  4. Truth Is...(The Phantom収録)
  5. In The Church of Nobody(The Phantom収録)
  6. Sanctuary Roat(The Phantom収録)

2.VALDEZ by THEMES MUSIC

0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...